板橋シーザーパークホテル家宴中餐庁は2026年9月より「秋食令・旬味美食節」を開始した。旬の野生キノコ、マコモダケ、茶油、海鮮を主軸に会食コースのメニューを構成し、さらに陝西料理の漿水麺、鍋盔、油糕といった要素を加えて今季メニューの特色とした。会食コースは2名、4名、6名用の3種類があり、同店は『台湾ミシュランガイド2026』の推薦レストランに選ばれている。
秋のメニューはどのように旬の食材を表現しているか
今季の主力料理のうち、「宮保雲耳墨玉海魚球」は台湾産ティラピアの皮を揚げて形を整え、宮保風味のソースとピータンで味付けしている。「醤韻野菇松坂蔵香肉」は旬の野生キノコと豚トントロ肉を炒め合わせ、キノコの香りと肉の食感の対比を際立たせる。「古法茶香煎鱸鰻」は小規模農家が自家製造する茶油を使い、弱火でウナギをじっくり焼き上げ、油の香りを身に染み込ませている。鍋物では「醇香老酒鮮蟹暖鍋」が紹興酒と米酒でスープを仕立て、蟹やその他の海鮮を煮込み、酒の香りと海の旨味が溶け合うスープに仕上げている。
台湾産ティラピアの皮を揚げて形を整え、宮保風味とピータンを添えた海鮮団子料理。 画像: 板橋凱撒大飯店陝西の麺料理の要素はどのように取り入れられているか
今回のメニューのもう一つの顕著な特徴は、陝西飲食文化の代表的な要素を取り入れている点だ。「秦香野菌漿水麺」は伝統的な漿水をスープのベースとし、湯通ししたセロリとキャベツを発酵させて作った漿水に野生キノコを加えて風味に深みを持たせ、酸味と旨味が調和した味わいを生み出している。「マコモダケ入り肉絲鍋盔」は陝西でよく見られる鍋盔を小さくアレンジし、マコモダケの細切りと台湾産黒豚の具材を包み込み、麺料理と地元食材を組み合わせている。デザートの「長安桂花紅糖油糕」は金木犀と黒糖で味付けし、外はサクサク、中はもちもちとした食感で、コース全体の締めくくりとなっている。
発酵漿水をスープベースに野生キノコを合わせた麺料理。 画像: 板橋凱撒大飯店漿水麺、鍋盔、油糕はそれぞれ異なる読み解きの手がかりを提供する。スープ麺は発酵による酸味の風味を食事の流れに取り入れ、麺皮は地元のマコモダケと黒豚肉を一つの小皿にまとめ、デザートは金木犀と黒糖で締めくくる。これらの要素により、海鮮や野生キノコ以外にも、麺料理という形でメニューを知るルートが加わっている。
金木犀と黒糖で味付けした、外はサクサク中はもちもちのデザート油糕。 画像: Alec2名・4名・6名の会食コースはどう選ぶか
会食コースには2名、4名、6名用の構成があり、選ぶ際はまず同行者数を確認し、その上で各コースの料理内容、分量、実際の総額を照らし合わせる必要がある。コース名や各料理の紹介と、人数別コースの内容は必ずしも一致しない。特に蟹鍋や漿水麺を食べたい場合は、選んだコースにそれらが含まれているか、当日提供されるか、そして単品注文とコースとの価格差について、事前にレストランへ確認することが望ましい。これは単に開始価格だけを覚えておくよりも、実際にテーブルに並ぶ内容を把握する助けとなる。