今年のブラウンはいつものモカ路線ではない。JinSoon Earth Clay(18ドル)のほか、Essieの速乾フォーミュラExpressie Never Skip a Beat(11ドル)はキャメル系。OPIのSlip Dressed UpとOrlyのCanyon Clay(10〜11ドル)は、ブラウンに赤みを少し加えた、より暖かく、ダスティな印象の色だ。
ブラウン系がこのシーズンの「心地よさ」を担うなら、溶けたようなシルバーはこのシーズンのハイライトだ。Russellは「基本的に指先に纏うジュエリーそのもの——冷たく、光を反射して、目を逸らせない」と表現する。Sally HansenのInsta-Dri Chrome Nail Polish Steel The Show(8ドル)は高反射。ChillhouseのChill Paint Forever Wearシリーズ、色番Miss Machina(12ドル)は冷たいグレーベースでフューチャリスティックな印象。Lights LacquerのIt's Alive(15ドル)はさらに輝度が高い。ロンドン発ブランドLondontownのLakur、色番Skyline Reflect(16ドル)はブラックベースのポリッシュに、シルバー、ブルー、パープルの冷色系パールがぎっしり詰まっており、深めの肌トーンの上で特に映える。
サファイアブルーは今年、意外性のある選択肢のひとつだ。ツーソンのネイルアーティストMax Estradaはこう表現する。「室内の光の下では非常に深く、控えめに見えるかもしれない。でも一度光を捉えた瞬間、突然この極上のサファイアブルーが姿を現す」。OrlyのYou're On Sapphire(11ドル)はベルベット感のあるパール仕上げ。Zoya Nail Lacquerの色番JenとOlive & JuneのSapphire Season(10〜12ドル)はどちらもメタリック感が強く、ラメはより控えめ。Holo Tacoの Playing With Sapphire(15ドル)は粒子の大きなグリッターが特徴で、シーブルーのベースの上に星屑を散らしたような輝きを見せる。
「ほぼ黒」に近いダークカラーについて、ロサンゼルスのネイルアーティストでOPIアンバサダーのNatalie Minervaは、その魅力を「ヴァンパイア感がありながら、同時に非常に着回しやすい」と率直に語る。定番として挙げられるのは、Essieの Wicked(11ドル、黒に近いボルドーワインカラー)と、OPIのLincoln Park After Dark(12ドル、深夜のような紫色)。Dazzle DryのStolen Kisses(22ドル)には微かな輝きが加わる。ManucuristのHollyhock(14ドル)は暖かみのあるトーンで、深めの肌色の上で特に美しく映える。