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Wolf Aliceのベーシスト代打はSunflower Beanのボーカル、Theo Ellisはパパになるため休養

パートナーの出産を控えたWolf Aliceのベーシスト、Theo Ellisが一時休養に入る中、10月のOlivia Rodrigo「Unraveled Tour」オープニングアクトではSunflower Beanのボーカル、Julia Cummingが代わりにベースを務める。

Wolf Aliceのベーシスト代打はSunflower Beanのボーカル、Theo Ellisはパパになるため休養

あるバンドのベーシストがパパになる。そして別のバンドのボーカルが、そのベースを引き継いだ。Sunflower BeanのJulia Cummingはこの10月、Wolf Aliceの臨時メンバーとなり、Olivia Rodrigoのツアーでオープニングアクトを務めている。そのきっかけは、Theo Ellisが一時的にステージを離れ、まもなく出産を迎えるパートナーのもとへ帰ることを決めたことだった。

Olivia Rodrigoの「Unraveled Tour」は、サード・アルバム『You Seem Pretty Sad For A Girl So In Love』を携えた65公演規模のツアーで、先月末にコネチカット州での2公演からスタート。その後ペンシルベニア州、ワシントンD.C.、ノースカロライナ州へと巡り、Wolf Aliceが全公演でオープニングアクトを担当している。ただし、ほとんどの公演でベースのポジションに立っているのはTheo Ellisではなく、Cummingだ。

彼女は先週SNSでこのニュースを公表し、Wolf Aliceのボーカル、Ellie Rowsellと一緒にキックボードに乗る写真を投稿。10月のあいだずっとバンドに加わることに「すごくワクワクしている」とつづった。「Theoと彼の家族は人生の大きな転換期を迎えています。代役として招いてもらえて、本当に光栄です」と彼女は書いている。

彼女はその後Instagramに別の動画を投稿し、〈White Horses〉がWolf Aliceの最新アルバム『The Clearing』の中でもお気に入りの曲の一つだと語り、「ベースを弾く準備」をする様子を記録している。ノースカロライナ州シャーロットでの初公演終了後には、バンドと一緒に〈Play The Greatest Hits〉を演奏する映像を投稿し、「このライブの中で一番好きな瞬間の一つになりつつある」とコメント。投稿内でEllisにもタグ付けし、「ロック界でもっとも面白く、見ても聴いても価値のあるベーシストの一人」と称賛したうえで、最後に「私の人生、マジでクール」と締めくくった。

Wolf Aliceのオープニングアクトは、本日(10月12日月曜)のシカゴ公演を皮切りに、ボストン、モントリオール、トロント、コロンバスへと続いていく。

Cummingの代打起用は急な思いつきではない。彼女は以前からWolf Aliceと共演しており、『The Clearing: B Sides』でThe Rochesの〈Hammond Song〉を一緒にカバーしている。このB-sidesアルバムには、ピアノを基調とした繊細な〈Gospel Oak〉、そしてフォーク感漂う〈Hit The Sky〉も収録されており、発売はWolf AliceがロンドンのFinsbury Parkで行った凱旋公演の直後だった。NMEはその公演を現地取材し、五つ星評価を付けて「猛々しい〈Giant Peach〉で見事に締めくくられた時、Wolf Aliceが常に自分自身へのアドバイスに忠実であり続けていることに、感謝せずにはいられなかった」と記している。

『The Clearing』はWolf Aliceにとってキャリア2作目となる1位獲得アルバムであり、バンド史上4度連続となるMercury Prizeノミネート、さらにBRIT Awardの受賞ももたらした。Ellisは以前NMEの取材で、このアルバムについてこう語っている。「このレコードを作るのはチャレンジだったし、ライブで演奏するのも一筋縄ではいかない部分がある。でも、そういう成長の感覚があるからこそワクワクするんだ。現状維持で満足するんじゃなくてね。僕らは自分たちを前に進めようとしていると思うし、これらの曲を演奏するたびに、まだまだ掘り下げられる余地があると感じているよ」

Julia Cumming本人について言えば、彼女は今年4月にファースト・ソロアルバム『Julia』をリリースした。発売前には内省的な雰囲気の〈My Life〉と、どこか懐かしさを帯びた〈Please Let Me Remember This〉をシングルとして先行公開していた。

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