1997年のMercury Prizeノミネート作品には、Radioheadの『OK Computer』、The Prodigyの『The Fat of the Land』、そしてThe Chemical Brothersの『Dig Your Own Hole』が名を連ねていた。しかし最終的にトロフィーを手にしたのは、Bristolのアンダーグラウンド・シーンから生まれたドラムンベース・アルバム——Roni Size Reprazentの『New Forms』だった。同作は後にプラチナ認証も獲得している。それから30年、このバンドはフル編成のライブで、このアルバムをそのままステージに蘇らせることを決めた。
Roni Size Reprazentは、『New Forms』発売30周年を記念して2027年6月に英国9公演のツアーを行うと発表した。ツアー編成では、Roni Sizeがキーボードを担当し、Dynamite McとOnalleeがボーカル、Si Johnがベースを務める。さらにライブドラマー1名とキーボード奏者2名が加わる。セットリストは『New Forms』収録の〈Brown Paper Bag〉〈Heroes〉〈Watching Windows〉といった名曲を軸に、Reprazentのその他の作品にも広がる構成となる。ロンドン公演を除く全公演で、FabioとGrooveriderがオープニングを務める。
Roni Sizeは声明の中でこう綴っている。「30年前、僕たちは止まるつもりのないものを始めた。30年経った今も、このサウンドは前へ進み続けている。Reprazentが帰ってきた。30年という継承、そして新たな旅の始まりだ。現地で会おう。」
『New Forms』はBristolのFull Cycle Recordsから生まれた作品だ。同レーベルは90年代初頭にRoni SizeがDJ Krust、DJ Die、Suvと共同で設立した。ロンドンのjungleシーンが陰鬱な質感を好む傾向にあったのに対し、Full Cycleはジャズ、ソウル、ヒップホップ、生楽器の編成をbreakbeatに織り交ぜたサウンドを展開。このサウンドによって彼らはアンダーグラウンドからTalkin' Loudへと活躍の場を広げ、1997年には『OK Computer』を破ってMercury Prizeを獲得するという記録を打ち立てた。
ツアーの最終公演は6月25日、Bristol SoundsのCanons Marsh Amphitheatreで行われるホームタウン公演となる。公演スケジュールは以下の通り:6月3日Bournemouth(O2 Academy)、6月4日Birmingham(O2 Academy)、6月5日London(O2 Academy Brixton、support公演なし)、6月10日Leeds(O2 Academy)、6月11日Nottingham(Rock City)、6月12日Newcastle(NX)、6月17日Manchester(O2 Victoria Warehouse)、6月18日Glasgow(Barrowlands)、6月25日Bristol(Bristol Sounds at Canons Marsh Amphitheatre)。チケットの先行販売は10月7日より開始される。