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テイラー・スウィフトが監督デビュー、新曲「Patient Zero」のMVをVMAs 2026で世界初披露

ダコタ・ジョンソンとコリン・ファレルが出演する新曲「Patient Zero」のミュージックビデオは、テイラー・スウィフト自身の監督作。今週日曜のVMAsで初公開され、撮影はオスカー受賞の名手エマニュエル・ルベツキが務めた。

テイラー・スウィフトが監督デビュー、新曲「Patient Zero」のMVをVMAs 2026で世界初披露

墓石の前に置かれた一輪の黒いバラ、そして「早すぎる死」を悼む2人のキャラクター――これはテイラー・スウィフトが公開した『Patient Zero』予告編で最も重厚な一場面だ。予告にはほかにも、車を降りてカメラへと歩み寄るコリン・ファレル、パーティーシーンで放心したような表情を見せるダコタ・ジョンソン、そして洗面台の前に立つスウィフト自身の姿が映し出される。3人の間に漂う緊張感は、彼女がこれまで手がけてきた自主監督のMVよりも、凝縮された短編映画に近い仕上がりとなっている。

「Patient Zero」は今週金曜日(9月25日)に正式リリースされ、『The Life Of A Showgirl』の拡張版『The Encore』に収録される。この版には新たに4曲が追加され、現在予約受付中だ。MVのフル版は今週日曜日(9月27日)のMTV VMAsで初披露される予定で、スウィフトは同式典で新設された「MTV VMA Artist Director Honors」の初代受賞者にも輝く。今年の授賞式はアメリカ国内でMTVによる同時放送のほか、Paramount+(プレミアムプラン)でも配信され、翌日(9月28日)には世界同時配信が行われる。

テイラー・スウィフト、自ら監督した新作『Patient Zero』を発表 VMAs 2026でプレミア上映、ダコタ・ジョンソンとコリン・ファレルが出演

このMVはスウィフト自身が監督を務め、撮影監督にはアカデミー賞最優秀撮影賞を3度受賞したエマニュエル・ルベツキを起用。代表作には『レヴェナント:蘇えりし者』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『ゼロ・グラビティ』などが並ぶ。このクラスの撮影監督を起用したことは、今回スウィフトが単なるプロモーションMVではなく、映画的な質感を持つ短編作品を目指していることを物語っている。『People』の報道によれば、ダコタ・ジョンソンは今年夏、スウィフトとトラヴィス・ケルシーがニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで挙げた結婚式に出席していたといい、2人のプライベートな親交も今回の共演の背景にあるのかもしれない。

スウィフトにとって、自らMVを監督するのは今回が初めてではない。これまでにも「The Fate Of Ophelia」「Fortnight」「Anti-Hero」「Cardigan」などのシングル映像を自ら手がけており、2021年には短編映画『All Too Well: The Short Film』の脚本・監督も担当。サディ・シンクとディラン・オブライエンが主演した同作は、2022年のVMAsで最優秀長編ビデオ賞、最優秀監督賞、そして年間ベストビデオ賞の3冠に輝いた。今回の『Patient Zero』がこの快進撃を継続できるかどうか、答えは日曜日に明らかになる。

『The Life Of A Showgirl』のオリジナル版は2025年10月にリリースされ、マックス・マーティンとシェルバックが共同プロデュースを担当。「The Fate Of Ophelia」「Opalite」「Elizabeth Taylor」などのシングルが収録されている。スウィフトは『The Encore』版の発表時、2人のプロデューサーとともにスウェーデンを訪れた経緯について、「本当はこの1年を一緒に振り返って、感謝を伝えるためだけのつもりだった。でもちょうどそこにレコーディングスタジオがあって、結局また新しい曲を書くことになったの」と語っている。

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