今シーズン印象深かったものとしては、Collina Stradaがコレクション全体をアップサイクル素材で仕上げたこと、Baum und PferdgartenがKing's Gardenで披露したショー、By Malene Birgerが郊外の邸宅で開催したショー、adidasとO.Filesのコラボレーション、そしてCaro EditionsがデッドストックのオートクチュールトリムでリメイクしたLevi'sジャケットなどが挙げられる。
CIFF:見本市でもシャンパンを開ける
Copenhagen International Fashion Fairはヨーロッパ最大規模の見本市であり、通常であれば在庫が山積みされ、バイヤーと営業担当が互いに引っ張り合うような退屈な倉庫風景になりそうなものだ。しかしCIFFはその逆を行く。前回のシーズンでは編集者が会場でタトゥーアーティストに直接申し込み、展示会期間中にその場で永久刺青を入れるという体験ができた。今回は会議を終えた後、ずらりと並んだ服のラック の間でシャンパンのハッピーアワーに遭遇——「フロントはビジネス、バックはパーティー」を具体的に体現した瞬間だった。この「本格的な商談とパーティーの雰囲気を組み合わせる」というスタイルにより、CIFFはすでにパリやミラノにも拠点を拡大し、見本市というものを楽しめるイベントへと変えている。