一着の服の産地リストは、時にデザイン画よりもブランドの思考を雄弁に物語る。今回HAVENは神奈川のハンドメイドレザー、和歌山の旧式ループウィール機で織られたWool Cotton Fog Terry、名古屋のウールフリースをすべてプレスリリースに明記した。この姿勢そのものがひとつのメッセージだ——素材の産地は付記事項ではなく、核心なのだと。
カナダ発ブランドHAVENがFall 2026コレクション「Equipment for Living」を発表。ビジュアルキャンペーン「Nature & Form」はWest VancouverとLynn Canyonで撮影され、濡れた岩肌と針葉樹林が交わる太平洋岸北西部の風景を映し出す。テーマは自然の地形と現代建築の対話だが、実際に服へと落とし込まれているのは、有機的な質感と機能的な構造を一着の中で共存させることだ。