
シェードが大きくなる——それだけなら単なるマイナーチェンジに聞こえるが、フィギュア型ライトにとってはボディ全体のバランスを揺るがす一大事だ。ILKW(ILKWANG Lighting)は今回、SNOWMANシリーズの傘型シェードを従来サイズから12cmへと拡大し、新作を「SNOWMAN12 Portable Lamp」と名付けた。単なる「サイズアップ」に見えて、実際は設計チームに全体の重心を見直させるきっかけとなった。


クリエイティブディレクターのSunman Kwon氏は率直に語る。シェードが幅を増すことでボディ全体が重くなり、そのバランスを支えるために「まるでバルーンのような」ベースを新たに設計したという。これこそがSNOWMAN12を前作から最も分かつポイントだ。ツートンのボディはコントラストのある素材とカラーを組み合わせ、ベースは丸みを帯びた重厚な形状に。かつての細身でユーモラスな雪だるまのシルエットに、建築的とも言える存在感が加わったが、シリーズ本来のとぼけた輪郭はそのまま残されている。










