「自分の世界にどんどん深く潜り込んでいったら、最終的に人生で一番『自分らしい』ものができあがった」。Jack Lathamのこの発言にはちょっとした矛盾がある——最もパーソナルで最もプライベートだと謳うアルバムなのに、コラボレーターの名前がずらりと並んでいるのだ。9曲の中で、Aidanは3回登場し、Solv、Bawo、Hannah Yadi、Luna Avelar、Gianna、Ox Eyeもそれぞれ足跡を残している。これはドアを閉め切って一人で語り続けるようなものではなく、大勢を自分の部屋に引き込むような作品だ。
Jam CityはLathamの長年のアーティスト名義であり、今回は『My World』を携えて登場。9月23日にMad Decentからリリースされる、同レーベルでの1stアルバムであり、2023年の『Jam City Presents EFM』に続く次のステップでもある。先行披露となった表題曲「My World」は不穏な雰囲気を纏ったR&Bで、Aidan、Bawo、Ox Eyeがボーカルで参加。Lathamは楽曲全体を「queasy」な質感だと形容している——甘くて聴きやすいタイプのR&Bではなく、少し胸がざわつくような、バランスの崩れたバージョンだという。






