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ART TAIPEIのM01で徐均育の金属線彫刻、一般公開は10月30日から

多納藝術がMIT新人推薦特区で徐均育を紹介。銅線と余白、影で日常の姿を立ち上げる。内覧会と一般公開の時間は別。

ÉTAT HER Editorial Desk
ART TAIPEIのM01で徐均育の金属線彫刻、一般公開は10月30日から

ART TAIPEI2026で、多納藝術は徐均育をMIT新人推薦特区のM01ブースに紹介する。一般公開は10月30日14時から11月2日まで。10月29日はVIP内覧会のため、会期全体を誰でも毎日入場できる期間と解釈しないようにしたい。

見る手がかりは、平面の描線が金属線によって立体と影に変わること。徐均育は曲げる、巻く、交差させるといった方法で線材を組み、人物の輪郭を残しながら背景が透ける構造をつくる。閉じた面で量感を示すだけでなく、線、隙間、影を同時に眺められる作品だ。

塊の代わりに線で、日常の人物や物を捉える

1996年に新竹で生まれ、現在は台南で生活し制作する徐均育は、金工と彫刻の背景を持つ。日常の観察やスケッチを出発点に、銅線や鉄線などで姿勢、服の皺、動作を立体に置き換える。人物に名前や明確な物語があるとは限らず、歩く、立ち止まる、休むといった瞬間が視線を向ける対象になる。

透ける構造は鑑賞の方法も変える。視点が移動すると前後の線の重なり方が変わり、影がもう一つの輪郭をつくる。まず全体の姿勢を捉え、次に曲がり方や接合部を近くで見て、最後に光と背景が形に加わる様子を見る方法が考えられる。これは構造を見るための提案であり、本誌が会場で鑑賞した記録ではない。

子犬と金のなる木に見る、線材の異なる表情

画廊の2026年作品リストには「調皮小狗/Naughty Puppy」が掲載されている。銅線、木、金箔を使い、サイズは17×22.5×7cm。提供画像では子犬の頭、胴体、足を濃色の線が組み、背後の影と重なっている。金色の細部も残る。軽やかに見える輪郭は多くの曲げと接合によって支えられ、空間へ広がる線描のような形になる。

木枠と金色の細部を組み合わせ、濃色の銅線で犬の頭や足を描く〈調皮小狗〉
木枠と金色の細部を組み合わせ、濃色の銅線で犬の頭や足を描く〈調皮小狗〉

同じく2026年作の「人人都有發財樹Ⅱ/Everyone Has a Money Tree II」は銅線と木を用い、23×14×6.5cm。画像では鉢、幹、葉の横に「步步高升」の文字が見え、これも作品画面の一部として残されている。2点はメディア資料の作品例であり、実際の配置や当日の展示内容はM01で確認したい。縁起のよい題名を収益の約束として紹介するものではない。

銅線の鉢植えと金色の「步步高升」の文字を組み合わせた〈人人都有發財樹Ⅱ〉
銅線の鉢植えと金色の「步步高升」の文字を組み合わせた〈人人都有發財樹Ⅱ〉

一般公開とVIP内覧会を分けて予定する

M01は台北世界貿易センター第1展示館にあり、住所は台北市信義区信義路五段5号。一般公開は10月30日14~19時、10月31日と11月1日11~19時、11月2日11~18時。10月29日と30日早い時間帯はVIP内覧会で、一般公開とは入場資格が異なる。

今回の多納藝術の役割はMIT新人推薦特区の画廊とのマッチングであり、同画廊の別ブースや他の作家とは分けて把握したい。会場図でM01を見つけ、チケット、入場条件、当日の開場時間を確認してから出かけよう。ここでは料金を掲載せず、無料とも推定していない。素材と手仕事から現代美術を見る人には、金属線が日常の像と空間をどうつなぐかが、足を止めて見る視点になる。

よくある質問

一般客は10月29日にそのまま入場できる?

29日はVIP内覧会。一般公開は10月30日14時からで、入場やチケットは主催者の規定に従う。

徐均育のブースはどこ?

台北世界貿易センター第1展示館、MIT新人推薦特区M01。台北市信義区信義路五段5号。

主な素材と鑑賞の手がかりは?

銅線や鉄線などで形を組む。全体の姿勢から曲げ・接合部へ、さらに余白、背景、影の関係へと目を向けられる。

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