タイガー柄でもレオパード柄でもない。今SNSで流行しているアニマルモチーフは「小鹿」だ。ブラウン系のグラデーションをベースに、まばらで不規則な白い小さな斑点を散りばめる。これはまさに、鹿の柔らかく斑点のある毛皮の質感を模したもの。可愛らしい見た目ではあるが、ネイルの世界ではこの柄自体、実はあまり見かけないものだった。
英ニューカッスルのネイリスト、Elizabeth Ridleyによると、彼女が初めてこの柄を見たのは昨年夏、コペンハーゲンファッションウィークの観覧客の中でのことだったという。「その時すぐに、これを再現したいとワクワクした」と語る。彼女はまた、アニマル柄が最近力強く復活していることにも気づいており、「ネイルだけでなく、インテリアデザインでもよく見かける」と話す。
ロサンゼルスのネイリスト、Queenie Nguyenも同様の傾向を感じ取っており、アニマル柄のディテールが「最近ひそかにファッション業界に浸透してきている」と指摘する。実際この見方には裏付けがある——今年に入ってから、Katie HolmesやSofia Richie Grainegeといったセレブたちの私服コーディネートに、ドット柄やストライプ柄が次々と登場しているのだ。Nguyenはさらに、Instagramの投稿でこう補足している。「小鹿柄は、まさにこのファッショントレンドを指先に翻訳したような存在。柔らかくて、少し意外性があって、どこかノスタルジック。可愛いのに、狙いすぎていないところがいい」。













