とはいえ彼女は、三姉妹はまず立ち止まって、生活そのものを味わってみるつもりだと率直に語った。「しばらくその中で生きてみたい、生活を体験したい」。このインタビューは元々、エステがベラ・ラムジー主演の新作映画『Sunny Dancer』のサウンドトラックを手がけたことを軸に展開されたもので、共同制作者はLana Del ReyやThe Last Shadow Puppetsとも仕事をしたザカリー・ドーズだ。
エステが手がけているサウンドトラックの仕事は一つだけではない。クリストファー・ストレイシーと共同で、キャラム・ターナー主演の『One Night Only』の音楽を担当し、同作ではオーラ役として出演もしている。さらに彼女はNetflixの『Maid』や、シドニー・スウィーニー主演の『Anyone But You』の音楽も手がけてきた。同時期、アラナ・ハイムは『The Mastermind』『The Drama』『One Battle After Another』の3作品に立て続けに出演している。
『I Quit』は昨年、NMEの年間ベストアルバム50に選出され、収録曲〈Relationships〉も年間ベストソングリストにランクインした。アルバムは昨年10月にデラックス版がリリースされ、Bon Iverとのコラボ曲〈Tie You Down〉が新たに収録された。NMEは当時、本作に星4つを付け、「悲しみの旅路の交差点に立ち、教訓はすでに学んだものの、記憶の痛みはまだ消えていない」と評した。それでもなお、楽曲は絶望に沈み込むことなく、姉妹の絆の温もりが常にそこにあったとも指摘している。