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『SNL UK』がEd Sheeranの煮え切らない態度を風刺、Macklemore騒動がフィラデルフィア公演にも波及

『SNL UK』はWeekend UpdateでMacklemoreのツアー降板を巡るEd Sheeranの沈黙を茶化した。現実のSheeranはフィラデルフィア公演前に公に謝罪し、ツアー中止まで考えたと明かしている。

『SNL UK』がEd Sheeranの煮え切らない態度を風刺、Macklemore騒動がフィラデルフィア公演にも波及

ギターをつま弾きながら、Ed SheeranがKing Charlesと故Diana妃の間に座り、「both sides are equally right / no matter the conflict, whatever the fight」と歌う。これは『Saturday Night Live UK』が先週末に放送したコントで、この2週間Sheeranにまとわりついていたパレスチナ論争を、自虐的なナレーション一言――「僕は塀の上に座っている」――に凝縮したものだ。

話はSheeranの『Loop』ツアーから始まる。前座を務めていたMacklemoreが今月初め、ニュージャージー州MetLife Stadiumでのライブで「Free Palestine」と叫んだことをきっかけに降板させられた。歌手のPinkとIsrael American Councilは彼をツアーから外すよう公然と要求し、Gillette StadiumのオーナーであるRobert Kraftは、この発言が「ユダヤ人社会に深い傷と侮辱を与えた」と発言、これが最終的にMacklemoreの降板につながった。連鎖反応として、前座やバッキングを担当していたFINNEAS、Lukas Graham、Aaron Rowe、Beogaらの音楽家たちも次々とMacklemore支持を表明し、ツアーから離脱した。

Weekend UpdateはKraftとSheeranをどう扱ったか

『SNL UK』のWeekend Updateコーナーでは、司会のAnia MaglianoとPaddy Youngがこの騒動をフェイクニュース風に読み上げた。「Sheeranのアメリカツアーが危機に陥っている――前座のMacklemoreがステージで『Free Palestine』と発言したことで降板させられたんだ。この危機、彼らの脳震盪よりもタチが悪いかもしれない」。続いて二人はKraftに矛先を向け、彼を「wealthy corpse-maxxer」と呼び、その「波乱に満ちた過去」に言及。Sheeran本人については、Youngが皮肉な前置きを残した――「Edについては何を言ってもいいけど、彼はいつも“支持していい”と許された問題にしか賛同しない」――これは彼が長年公然とウクライナを支持してきた姿勢と対照的だ。

『SNL UK』がEd Sheeranの「どっちも正しい」発言をイジる、パレスチナ論争がフィラデルフィア公演に飛び火

コント部分では、Sheeranが King CharlesとDianaの架空のやり取りに組み込まれる。King Charlesが「この恐ろしい戦争」への対応を手伝ってほしいと頼むと、Sheeranは「僕はどちらか一方の側につくのは好きじゃない。ファンを遠ざけたくないんだ――生身の人間だろうとボットだろうと。何しろ僕のチケットの多くはダフ屋ボットが買っているからね」と答える。最後にギターを抱え、「対立に向き合うとき、何も言わないことが一番の勇気になることもある」と語る。

この風刺コントが放送された土曜の夜、現実のSheeranはフィラデルフィアでツアーを再開し、新しいバッキングバンドを率いてステージに立った。公演前、彼は観客に対して直接この一週間の批判について語り、「僕は間違いを犯した」と認めて謝罪した。「僕は決して政治的立場を持つミュージシャンになりたくなかった。でもこの件で、僕は表現の自由と、地球上で最も複雑な政治問題をめぐる論争の真ん中に引き込まれてしまった」。彼は「様々な立場の人たちと対話を続けていて、この恐ろしい時期の被害者を助けられるような貢献の方法を探している」と述べ、「自分は十分に理解していないから、今は聞き、学んでいる」と語った。

彼はまた、この騒動でツアーを中止すべきか、さらには音楽活動そのものを続けるべきかどうかまで考えたことを明かし、「何が起きるか怖かった」ため、観客席の中央まで出て行くはずだったBステージを取りやめたという。

一方、かつてSheeranの前座を務めたAaron Roweは「Robert Kraftのような人物」に怒りを向けるべきだと呼びかけた。ミュージシャンのBilly Braggは、Sheeranが「中東地域への支援」として200万ドルを寄付すると約束したことについて、SNS上で批判を続けている。「問題はその言葉自体が誰も傷つけないよう曖昧すぎることだけじゃない。お金で自分の誠実さを買い戻せると思っていることが問題なんだ」。

Sheeranの『Loop』ツアーは11月上旬まで北米で続き、その後南米とメキシコシティに移動し、12月まで公演が続く予定だ。

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