提案したのはAndrew Wattだった。Ozzy Osbourneの生涯最後の2作『Ordinary Man』と『Patient Number 9』のプロデュースを手がけたこの人物は、Osbourneのレコーディング中にTony Iommiと知り合い、Black Sabbathのオリジナルメンバーを再びスタジオに集めるよう積極的に働きかけた。Iommiはこれを断った。
彼はClassic Rockのインタビューでその理由を説明している。「彼はものすごく熱心で、ちょっと興奮しすぎているくらいだった。彼はオリジナルのSabbathと組むこと、Billと組むことがどういうことなのか分かっていなかったんだ」。Iommiはさらに、もっと直接的な理由にも触れている。「僕らはもう『13』をやってしまった。『もう一枚アルバムを』という発想自体が好きじゃないんだ」。
『13』はBlack Sabbathの19作目のスタジオアルバムで、2013年にリリースされた。オリジナルメンバーのIommi、Osbourne、Geezer Butlerの3人が中心となり、ドラムはRage Against the MachineやAudioslave出身のBrad Wilkが担当した。オリジナルドラマーのBill Wardは契約上のトラブルで参加できなかった。このアルバムは全米・全英チャートで1位を獲得し、グラミー賞のベスト・メタル・パフォーマンスも受賞している。NMEは当時星3.5個の評価を下し、「オリジナルメンバー3人が復帰したBlack Sabbathの新作に期待するすべてが詰まっている」と評した。






