赤い電話ボックスが街角に立ち、隣には地下鉄の入口——ロンドンのどこにでもありそうな一角に見える。だが積木が下へと続き、電話ボックスの下に広がる本当の世界が姿を現す。今回LEGOは魔法省を単なる建物として作るのではなく、垂直の断面構造として再現した。地表から地下へと切り込み、アーサー・ウィーズリーとドローレス・アンブリッジの執務室を通り、ハリーが審問を受けた法廷を経て、最下層の予言の間へと至る。これがLEGO「ハリー・ポッター」魔法省コレクターズセットで、3,491ピースを使用し、映画『ハリー・ポッターと賢者の石』公開25周年を記念して製作された。
このモデルの見どころは単一の場面ではなく、「下へ進む」という体験そのものにある。地上階にはロンドンの街並みと、魔法省への隠された入り口を示すあの象徴的な赤い電話ボックスが再現されている。さらに下へ進むと、魔法省内部の空間が一層ずつ開かれていく仕組みで、公式資料によれば内部には見つける楽しみのある仕掛けがいくつも隠されているという。最下層の予言の間には可動仕掛けが施されており、映画のワンシーンのように本棚が崩れ落ちる演出がブロックの中に忠実に再現されている。
セットには14体のミニフィグが付属する。ハーマイオニー、ロン、ヴォルデモートも含まれているが、特に注目すべきはアラベラ・フィッグだ——ミニフィグ化はこれが初めてとなる。さらに、新規開発されたパーツも収録されている。キングズリー・シャックルボルトのオオヤマネコの守護霊で、映画の中で不死鳥の騎士団と魔法省の間で連絡役を務めた、あの守護霊動物だ。








