Bo Bragasonは初めてニューヨークを訪れたとき、タイムズスクエアが思ったより小さいと感じたという。何気ない雑談のようだが、この一年の彼女のスケジュールを見れば、これがなかなか意味深な発言だとわかる。彼女はニュージーランドでの撮影を終えたばかりで、尖った耳をつけて実写版『ゼルダの伝説』のゼルダを演じ、その前はカナダで、Megan Park監督が手がけ先週Prime Videoで配信開始となった新作ドラマ『Sterling Point』を撮影していた。ニューヨークのホテルの部屋の床に座ってインタビューに応じた彼女は、こう語った。「あれは人生で最高の夏だった」

『Sterling Point』は、ニューヨークに住む少女Annie(Ella Rubin)が、亡くなった祖父からカナダ・マスコカ湖畔の島を思いがけず相続する物語。双子の弟(Keen Ruffalo)を連れて島へ向かった彼女は、新しい友人たちと家族の秘密に巻き込まれていく。Bragasonが演じるOonaは、登場した瞬間からストレートで、誰にでもフレアを飛ばし、あっという間にAnnieの生活圏に入り込んでくるイギリス人少女だ。
Annie役、Ramona役を経て、最終的にOona役に

この役を勝ち取るまでは一筋縄ではいかなかった。Bragasonは振り返る。「最初はAnnie役でオーディションを受けて、それからOona役、そして島に住む少し孤独なRamona役も試して、また改めてOona役を受けたの。基本的に女性キャラクター全部を一通り受けてから、ようやく決まったのよ」。タイで試演オファーを受けたときは、手元の仕事をすべて置いて自撮りのオーディションテープを録った。その後トロントへ飛んで対面オーディションを受け、さらに1ヶ月間不安な思いでスマホを見つめ続けて、ようやくOona役に決まったことを知った。彼女はこの結果を心から喜んでいる。「もしOonaが実在の人物だったら、友達になりたいと思う。自信があって、クールで、若いときに誰もが持っているあの『乱れ』を持っている子だから」
Park監督の前作『The Fallout』では、Jenna Ortegaが学校での銃撃事件の余波と向き合う様子を描き、『My Old Ass』ではマジックマッシュルームのトリップの中で、少女がAubrey Plaza演じる大人になった自分自身と対話する物語を描いた。彼女は常々、自分自身の一部をキャラクターに投影できる若手俳優を選んでキャスティングしている。それこそが、Bragasonが自らこの役を勝ち取りたいと動いた理由でもある。「『My Old Ass』と『The Fallout』は何度も見返した。Meganの目に留まっただけでも、本当にすごいことだと思う」









