まずはっきりさせておきたいことがある。これは『ストレンジャー・シングス』の舞台版でもなければ、新たなスピンオフでもない。ノア・シュナップが今回演じるのは、ウィル・バイヤーズとは一切関係のないキャラクター――というより、二人のキャラクターだ。
彼はロンドンのRiverside Studiosで上演される新作舞台『Affluenza』に主演し、個人としての舞台デビューを飾る。公演期間は9月26日から11月21日まで、正式なプレスナイトは10月5日に設定されている。脚本と演出を手がけるのはアンディ・サンドバーグ。物語の舞台はニューヨーク・ハンプトンズの富裕層コミュニティで、飲酒運転をした10代の若者が引き起こした悲劇をきっかけに、特権意識、道徳的責任、家族の名誉、そして司法制度までもが白日の下に晒され、複雑に絡み合っていく。実話を基にした作品で、トーンはブラックコメディ寄りだという。
シュナップは劇中で一人二役をこなす。本人は「まったく異なる二つの役柄」と表現しているが、詳細についてはあまり明かしていない。サンドバーグとの共演の話は数ヶ月前から進めていたそうで、この作品を選んだのも意図的なものだったという。「次に何をやるかは慎重に決めたいと思っていました。数ヶ月間この脚本と向き合ってきて、このキャラクターに対して強い結びつきを感じるようになったんです」とシュナップは語る。一方サンドバーグは、シュナップが舞台デビュー作にオリジナル脚本を選んだこと自体が、彼の何かを物語っていると応じている。






