公園は必ずしも「眺める」ためだけの場所ではない。野菜を育てたり、チェスを楽しんだり、足を洗ったりする場所にもなり得る。これがDeRoche Projectsがガーナ・アクラのOsu地区で着工したBackyard Community Gardenが答えようとしている問いだ。これはBackyard Urban Campusプロジェクトの第二段階であり、すでに完成しているBackyard Community Clubの延長として、「パブリックスペース」というものを単一の建築物から、街区全体に散らばり、徒歩でつながる複数の場所へと拡張していく。
材料の面では、このプロジェクトはBackyard Community Clubで既に展開されていた研究を継承している。DeRoche Projectsは、ポートランドセメントの一部を石灰と火山灰に置き換えた安定化版築の配合を開発し続けており、西アフリカに深く根付いたこの建築技法を、懐古的なジェスチャーとしてではなく、現代的で耐久性が高く低炭素なシステムへと転換させている。地面には輸入舗装材や芝生を使わず、代わりに粉砕したパームカーネルシェル——農業副産物の一種——を採用。これは透水性があり、ガーナの雨季でも通行を可能にしながら、土の質感を保つことができる。地下に埋設されたパイプが雨水を集めて灌漑に利用する仕組みとなっており、地面自体がガーデン維持システムの一部として機能する。
Backyard Community Gardenは2027年の完成を予定しており、遊歩道の上に立って眺めるのではなく、人々が実際に手を動かすことを求めるタイプのパブリックランドスケープとなる。