中環(セントラル)雲咸街(ウィンダム・ストリート)にあるHanagushi Yakitori Japanese Restaurantは、香港初のオリジナル焼き鳥店で、1991年の開業以来続く老舗。メニューには40種類の鶏肉部位があり、もも肉、頬肉、テール、大動脈、手羽、気管などが並ぶほか、日本酒の一大産地・兵庫県の銘柄を揃えた酒リストも充実している。同じく中環ソーホー地区にあるToritamiは、日本で知られる焼き鳥店の香港支店で、40日齢の鶏を使用し、28種類の異なる部位を提供。仔牛肉のような食感の肉、レバー、砂肝の皮、食道などをカウンター前でその場で焼き上げ、しっとりとうま味のある仕上がりを目指している。
尖沙咀(チムサーチョイ)のYakitori Tsukadaは、東京の老舗の手法をそのまま持ち込み、鹿児島の薩摩鶏を備長炭で炙る。もも肉、白身の胸肉、皮、手羽が店のおすすめで、店主厳選の日本酒と合わせるのが一番だ。荔枝角(ライチーコック)のUmai Ramen Sumibiyakiはミックス路線で、鶏肉には徳島の阿波尾鶏を使い、内臓は別途清遠鶏を選定、同じく備長炭で焼き上げる。とさか、睾丸、未成熟の卵黄、甲状腺といった珍しい部位もオーダー可能。尖沙咀の高層階にあるBON Japanese Yakitori Barは、鹿児島、宮崎、兵庫、徳島の4産地から鶏を空輸し、手頃な価格のもも肉、砂肝、つくね、皮、テール、首肉を看板メニューとしている。