
1品のクッションファンデーションに、美容液成分95%という数字——これはMAKE UP FOR EVERが9月1日に日本で発売したHD Skin Perfecting Glow Cushion Foundationが打ち出した数字だ。SPF50・PA++++、全5色展開でセット価格7,150円。同じタイミングの新作では、ESTĒE LAUDERのDouble Wear Skinfit Cushionも処方内の美容液成分比率を80%まで引き上げている。SPF40、全6色展開でセット8,800円。ファンデーションはもはや色付けだけの役割ではなく、この二つの数字が今年秋冬のベースメイクが処方面でどこへ向かっているかを物語っている。

Vogue Japanは今回、2026年秋冬の新作12品を一挙比較。リキッド、クリーム、クッション、パウダーの4カテゴリーに分け、いずれも「美容液(セラム)ファンデーション」という枠でまとめている。薄膜かつ高密着でありながら、美容液に近い保湿・補修処方を採用——今年秋冬も続く「素肌感」を軸に、過度なマット感を避けるベースメイクの方向性を反映している。

リキッドファンデーションで最も存在感を放つのが、GUERLAINのParure Gold Skin Serum Fluid。今回のリニューアルでエイジングケア機能を追加、SPF45・PA++++、35ml・全10色展開で価格14,300円。SHISEIDOのEssence Skin Smooth Foundationは毛穴や皮脂コントロールを主眼に、SPF30・全12色展開で7,590円。皮脂を抑えつつも半つや感のある肌質感が特徴だ。IPSAのSerum Foundationは、ファンデーション成分を美容液に包み込む技術を採用、SPF30・全4色展開。Vogue Japanの美容担当編集者は「肌当たりが非常に良く、伸びも滑らか。乾燥や赤みが気になるときに使っても負担を感じない」と評している。










