今年の秋冬は「暖かく着る」だけじゃない。UNIQLOが世界の都市をコーディネートの教科書に変える 今のトレンドには、もはや国境がない。
ソウルのストリートで登場したコーディネートが、数時間後には台北、東京、パリのSNSタイムラインに現れる。都市間のトレンドの距離は、Instagram、TikTokなどのSNSプラットフォームによって、スマホ一台分ほどにまで縮められている。
そこでUNIQLOは2026年秋冬《LifeWear magazine》Issue 15のテーマを「Modern City Feelings」に設定。ニューヨーク、ソウル、ベルリン、パリ、ロンドンから北海道まで様々な都市・地域からインスピレーションを得て、現代人がいかに「快適さ」をスタイリッシュに着こなすかを観察した。
最終的に凝縮されたのが、今年秋冬に覚えておきたい5つのキーワード──Casual Chic、Brown, Chocolate、Cozy & Relaxed、City Trek、そしてWider Silhouettesだ。
言い換えれば、今年本当に買うべきなのは「バズる一着」ではなく、より生活に馴染みやすい着こなしのロジックなのかもしれない。
01. Casual Chic:フォーマルとカジュアル、もう二択で悩まなくていい シャツには必ずスラックスを合わせなければいけない?Sweatshirtはスポーツカジュアルにしか使えない?
2026年秋冬でまず手放してもいいのは、こうしたコーディネートの公式だろう。
Casual Chicのポイントは、あえて性格の異なるアイテムを組み合わせること。例えばシャツやカジュアルトップスといったEveryday Piecesに、Harrington Jacket、テーラードジャケット、ロングコートを重ね、素材・色・シルエットでコントラストを演出する。
興味深いのは、会議室に向かうほどフォーマルでもなければ、コーヒーを買いに階下へ降りるだけのようなカジュアルさでもないこと。
「特別着飾っているようには見えないのに、どのアイテムもちょうどよくハマっている」というこの状態こそ、今の都市型コーディネートにぴったりだ。
02. Brown, Chocolate:モノトーンはひと休み、今年の秋冬はチョコレートカラーの出番 2026年秋冬で投資する価値のあるカラーを1色だけ選ぶなら、「Brown」は間違いなくショッピングリストに加える価値がある。
Chocolate、Caramel、Coffeeから、より深いEspresso Brownまで、アースカラーが秋冬のワードローブを再び支配しようとしている。
今回UNIQLOが提案する「Brown, Chocolate」は、単にブラウンのアイテムを一枚着るだけのものではなく、異なる濃淡・素材・近似色を組み合わせてTonal Dressingを作り出す。
例えばブラウンのニットにダークコーヒーカラーのボトムスを合わせ、少量のブラックで全体のシルエットを引き締める。全身が近い色域に収まっていても、素材の違いによって奥行きが生まれる。
All Blackより少し温かみがあり、従来のアースカラーより都会的。
今年の秋冬、チョコレートはデザートケースの中だけにいるわけではないかもしれない。
03. Cozy & Relaxed:かつてはルームウェア、今はコーディネートと呼ぶ パンデミック後に残った最も大きなファッションへの影響のひとつは、おそらく「見た目のために不快さを我慢する」時代にはもう戻れないということだろう。
Cozy & Relaxedはこの流れを引き継ぎ、本来室内のものだった快適さをそのまま街へ持ち出す。
柔らかなFleece、ゆったりしたCardigan、Relaxed Pants、コットンのShortsといったアイテムが「ルームウェア」と「外出着」の境界を越え始め、シャツやアウター、異なる素材のLayeringによって、全体のLookが本物のパジャマにならないよう調整されている。
大事なのはだらしなく着ることではなく、身体にゆとりを持たせること。
毎日オフィス、カフェ、地下鉄、レストラン、自宅とシーンを切り替え続ける都市生活者にとって、こうした着こなしこそが現代の生活に本当に見合ったLuxuryなのかもしれない。
快適さそのものが、すでに一つのスタイルになっている。
04. City Trek:山系コーディネートは、本当に山に登らなくていい Outdoor Wearはここ数年ですでに都市への「進出」を果たしているが、2026年秋冬はさらに一歩進む。
UNIQLOはこの着こなしを「City Trek」と呼んでいる。
襟付きキルティングジャケット、Flannel Shirt、厚手ニット、PUFFTECHフーデッドジャケットなど、もともとアウトドア由来のアイテムが都市の日常に再び組み込まれ、軽量性・保温性・動きやすさといった機能性を保ちながらも、カラーとシルエットは日常のワードローブと組み合わせやすくなっている。
これこそがCity Trekの最も面白いところだ。
本当にテントを買う必要も、登山の予定を組む必要も、地下鉄の路線から外れる必要すらなく、Outdoor Moodを街に着ていける。
かつてのようにフル機能装備を身にまとうより、今年試す価値があるのは「アウトドアアイテム1点+普段着」のミックススタイルだ。
機能性はそのままに、「装備感」だけが減った。
05. Wider Silhouettes:ワイドパンツはまだ廃れない、むしろさらに広がる もし前シーズンからすでにWide Pantsに慣れ親しんでいるなら、おめでとう。クローゼットを全部買い替える必要はまだない。
なぜならワイドシルエットは消えるどころか、2026年秋冬はさらに存在感を増しているからだ。
Denim CulottesやWide Jeansから、Barrel Leg Pantsまで、パンツの裾や太もも周りのゆとりはさらに拡大している。ただし今回は単純にOversizedを追求しているのではなく、より「シルエット」にこだわっている。
例えば Barrel Leg Pants は太ももにボリュームを残しつつ、足首に向かって徐々に細くなるデザイン。ワイドパンツはドレープ感と生地の重みですっきりとしたラインをキープする。
そして今年最も重要なコーディネートの方程式のひとつが、これだ。
「ワイドボトム×ショート丈/フィットトップス」。
上下のボリューム差でプロポーションを再調整することで、ワイドパンツはもはやストリートスタイル専用ではなくなり、Sneakers から Leather Shoes まで幅広く合わせられるようになった。
Skinny Jeans が全面復活する?少なくとも今シーズンはもう少し様子を見た方が良さそうだ。
「Modern City Feelings」が語っているのは実はトレンドではなく、いまどう暮らすか、ということ UNIQLO が今回まとめた五大トレンドをよく見ると、興味深いことに気づく。去年のクローゼットを全部処分しろとは言っていないのだ。
ワイドパンツも、フリースも、アウトドアジャケットも健在。シャツとテーラードジャケットに至っては、そもそも一度も離れたことがない。
本当に変わったのは「どう組み合わせるか」だ。
フォーマルとカジュアルが混ざり合い始め、アウトドアとアーバンの境界も次第に消えつつある。ルームウェアがそのまま街に繰り出せるようになり、最もベーシックなブラウンでさえ、濃淡と素材の違いでスタイルを再構築できる。
これこそが「Modern City Feelings」の最も注目すべき部分なのかもしれない。
トレンドの移り変わりはますます速くなっているが、本当に残る服は、必ずしもトレンドを追いかける必要はないのかもしれない。
LifeWear Week も同時開催、NT$1,500 以上購入で限定エコバッグをプレゼント 2026年秋冬新作に加え、UNIQLO「LifeWear Week スタイルインスピレーションウィーク」が8月28日から9月3日まで、台湾全土の実店舗およびオンラインストアで同時開催される。
期間中、1回の会計で商品購入額がNT$1,500以上になると、「LifeWear 折りたたみ収納エコバッグ」を1個プレゼント。台湾全土で数量限定40,000個、毎日数量限定・なくなり次第終了。
今回のエコバッグのカラーも秋冬のワードローブコンセプトを継承し、ミッドナイトブルー、バーガンディレッド、サニーオレンジ、キャラメルブラウン、フォレストグリーン、グラスグリーンの全6色を展開。折りたたんでコンパクトに収納できるデザインで、バッグ本体は主に100%リサイクルポリエステル素材を使用している。
ただし、6回購入すれば6色全て揃うというほど単純ではない。公式ではランダム配布としており、色の指定はできず、累積プレゼントもない。
LifeWear Week 開催期間:2026年8月28日~9月3日 対象店舗:台湾全土のUNIQLO実店舗、UNIQLOオンラインストア 購入特典:1回の会計でNT$1,500以上購入すると、数量限定でLifeWear 折りたたみ収納エコバッグを1個プレゼント 特典カラー:ミッドナイトブルー、バーガンディレッド、サニーオレンジ、キャラメルブラウン、フォレストグリーン、グラスグリーンの全6色からランダムプレゼント 注意事項:毎日数量限定、なくなり次第終了。色の指定不可、累積プレゼント不可。詳細ルールはUNIQLO公式発表に準拠する。