リネンのぱりっとした質感でも、フランネルの厚み、涼感が売りのポプリンシーツでもなく——サラ・ライオンさんが選ぶ答えは意外なものだった。彼女がこよなく愛するのは、大学の寮のベッドでよく見かける、いちばん柔らかいTシャツのような質感の「ニットシーツ(jersey sheets)」。Apartment Therapyのコラムで、彼女は率直にこう書いている。自分は決して気取らないスタイル志向の人間ではないけれど、「古いTシャツを着ているような寝心地」のこのシーツだけには、まったく抵抗できないのだと。

ライオンさんはニューヨーク在住のフリーランスライターで、長年Apartment Therapyで暮らしやライフスタイルに関するコンテンツを執筆している。彼女によれば、慌ただしい一日を終えてベッドに入るとき、シーツがもたらす安心感は何より直接的だという。どれだけ内装がこだわられたホテルに出張で泊まっても、家にあるあのシーツが恋しくなってしまうそうだ。
彼女は、ベッドの上で遠慮なくコーヒーを飲んでしまうタイプだと認めており、そのため寝具にあまり予算をかけられないと語る。寝具の多くはAmazonで購入しているそうだ。定番でリピート購入しているのは、クイーンサイズの4点セットニットシーツで、単価はわずか31ドル。商品名は「White Queen Jersey Knit Sheets 4 Piece Set」。ライオンさんによれば、このシーツには数千件もの五つ星レビューが集まっており、カラーは控えめなニュートラルカラーからビビッドカラーまで幅広く、マットレスサイズも複数選べるという。

手入れも手間がかからない。製品の説明によれば、冷水で洗って乾燥機にかけるだけでよく、アイロンがけは一切不要だという。ライオンさんは、自分は決してシーツにアイロンをかけるタイプではないと笑って認める。現在は、このニットシーツをT.J. Maxxで購入したブルーグレーの掛け布団カバー&枕カバーセットと組み合わせており、ベッドルーム全体の雰囲気にとても満足しているそうだ。
ライオンさんにとって、このシーツはひとつの真実を証明してくれた。心地よくくつろげるベッドをつくるのに、大金をかける必要はないということだ。ただ、毎朝ベッドをきちんと整えることについては、まだまだ努力中だと彼女は笑って語った。